4室のホテルと言う事でペンションとどう違うのですか?


 このご質問はかなり多くそのつどご説明してきました。ここで申し上げるのは少々抵抗があります。
それは正しくご理解して頂くことが難しいからです。ネット上に書きますとお客様はもちろん当然ご近所のペンションオーナーやその他関係者も閲覧いたします。これがもとで誤解やトラブルは困ります。
 私は同様な職業の方やご近所の方とうまくやって行きたいと思います。
一つの目的に向かって協力しなければ、地域も業界も良くなって行かないからです。


 しかしお客様のご質問には勇気と誠意を持って答えなくてはいけません。
確かに4室という部屋数だけは、ご近所の施設と似ています。
 しかし両者には料理や設備・お客様との距離それぞれお考えは多々ありますが、基本的には異なる種類の宿泊施設であると近年強く感じています。

 端的に言って「Tシャツが好きなのか、スーツが好きなのか」また「家族経営で小さくてもお客様をお泊めするという事は、自家用ではなく事業用免許であるという強い意識」・・・それらの違いと考えています。
 私は「Tシャツも着ますが、お店に行く時はスーツに着替えています。」
また「より快適を目指して業務店として数年毎の設備投資、フランス料理では”濃くと旨み”を表現しさわやかで感動的なメニューの追及等生涯の課題として努力して参りました。」

・・・それらの事柄から、私はより専門職の濃いホテル路線に移行したのです。
また今回のリフレッシュ工事によりさらに内容が明解になりました。
 お部屋の面積・設備・備品・専門料理・お客様との距離・その他・・・全4室の新しい感覚の「小さなリゾートホテル」を目指しています。


 料理の追及をして行くとどうしても食材の壁に当たります。
また設備も同様全館空調等が当然の設備となります。
いい食材を使用しなければ、旨い料理は作れません。
 ある程度の調理技術と厨房設備があれば料理の90%は食材で決まるとも言えます。
いい食材といい設備の連合軍で料金が低いままでは、経営は当然厳しくなります。
健全な経営に近づかなければいいサービスは出来ません。 悩みはつきません。
 1クラス上の宿泊施設を考えた結果、ホテルに移行しました。


 それにお客様とある距離で「おつきあい」する事を私は決めております。
お客様とは「メリハリ」のある対応を心がけています。そのいい例が当館ではお夕食時お料理に合わせたユニフォームとして黒服のタキシード(夏はベストスーツ)を着用しています。
 初めてのお客様は少々驚かれますが、その節度ある姿勢がだんだんと心地よくなってくるものです。
もちろん1日中では窮屈ですので、お夕食以外の時は軽い白服です。近年「よそおう」という感覚が忘れられてきたようです。
 しかしながら「メリハリ」のある生活はとても楽しいものです。
 こう書きますと何となく敷居が高いイメージが感じられますが、宿泊のお客様のお声の中で一番多いお言葉は「お料理も良かったけど・・・家庭的で楽しかった。」ちょっと意外ですがお褒めのお言葉なのです。
・・・・・「メリハリ」がうまくいっているようです。


 フランス料理のフルコースディナーを楽しみ・・・
ロケーションも良くプライベートも保ちつつ・・・
 昔からの友人宅に来たような、こころ休まる宿・・・
雰囲気はリッチでもお会計はリーズナブル。

 そんな高原の小さなホテルをデュシェルブルーは目指しています。