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皆様ご期待の「オーナーの本音ブログ・青年の主張」 今年1年の締めくくりです。
最近あちこちで「ブログ読んでいるよ!」お声がけを頂きます。「どれも力作続きだから読むのも気合を入れないと・・・」うれしいですね!更に付け加えると、お返事など頂けましたら更に更にハッピィーです。
それから何時もの通り繰り返しになりますが、日本の古くからある習慣には良いものがたくさんあります。
近年そのような事をする家庭が少なくなったと聞きます。「12月の次は1月でしょ!」「オーナーが力まなくてもお正月が来るでしょ!」 唖然としますが・・・そのような精神でいいのでしょうか?
もちろんオーナーは、大正でも昭和一桁生まれでもありません。幼い頃から職人である厳格な父の影響もありますが、メリハリ・けじめがないのはいけません。
例えば「ハレの日」の食事は、ジーパンや半ズボンなどで食するものではありません。
「エッ! 何で! 服装なんて個人の自由でしょ!」 「ハレの日」の食事って何?
それはお若い皆様には申し上げにくのですが、フランス料理・和食懐石料理・うなぎ屋さん・それからネクタイをしている職人オーナーのお寿司屋さん・てんぷら屋さん etc etc
たくさんありますが、それらのお業務店では皆、真剣勝負しています。
そのようなお店に行く時は、お客様としても着替えた方が良いと考えています。
ジーパンより魅力的なファションセンスで自己主張なさる方がベターと考えています。
以前若い女性がジャージー(体操着)でディナーにお見えになられ、「私のホテルのレベルはこの程度?」情けないやら悔しいやら・・・(それでもベストを尽くさねばなりません!)
カラマツ林に桜の寄木ダイニング・キャンドルや粋なピアノBGM・幾つものテーブルクロスに王冠折テーブルナプキン、そしてディナーの際オーナーはタキシードに着替えてお出迎え、非日常・装い新た!「全てはお客様のために!」チェックインは百歩譲って多少チープでもディナーの時にはお着替えになられるという意志表現、言葉によらないコミュニケイションが大切と考えています。
通常の方にはお気づき難い事ですが、服装から受ける印象は想像以上の効果があります。
また近年極めて少なくなりましたが、それは「装う楽しさ!」でもあります。
一年中どこに行くにもコンビニに行くような精神構造でいいのでしょうか?
さらにインターネットの時代は、ご自分の感覚から異なると激しい拒絶反応。
それは年齢に関係なく全く異次元の世界感、ホテルと言う仕事を通して近年強く感じます。
それらは人生経験と共にご理解? と思いたいのですがそう簡単とは思えません。
日本は戦後70年で別な国に成りつつあるようです。特定な指導養成機関で研修やこれら一連の事柄を大学の一般教養や入社試験に義務づける必要すら感じています。
「時代の流れ」や「個人の自由」とは異なる、極めて重大な問題と・・・私は真剣に考えています。
ホテル玄関のお飾りは、謹賀新年です。
「私の福は、お客様です。」
今年一年ありがとうございました。
来年は、笑門来福・千客万来になりますように!
皆様 良いお年をお迎え下さい。 |