2015. 9.17 HOLD FAST to Your DREAMS


  George Lee 自叙伝
 英国人パイロット
 ワールドチャンピオン3回
 英空軍からキャセイへ
 ロイヤルファミリーと親交
 現在オーストラリア在住






  先日久しぶりに宿泊されたお客様(私の教官)から思いもよらぬ報告を頂きました。
「前に宿泊したジョージ リーさんが書いた本に君のホテルが紹介されているよ!」
 早速頂いた資料を拝見すると・・・

「~小さなホテルは私たちにとっては完璧で、殆どの時間他に客はおりませんでした。
夕食では我々4人はカジュアルな服装でしたが、オーナーと奥様はホストとしての気遣いから正装で臨まれました。」


 短い文章ですが、嬉しさが込上げて来ました。
日本での宿泊依頼を頂いた時は、余りに偉大な方で躊躇しました。
英国人でワールドチャンピオン3回の栄誉、パイロットの大先輩とは言え雲の上の存在=大宇宙です。
でも私はベストを尽くし当然の事をしただけですが、正しく評価されて大変感動しています。
ご夫妻様が宿泊されてから17年も経過していますが、今でもはっきり覚えています。

 ご主人様は、「律儀で誠実」絵に描いたような英国紳士。
奥様は、優しさあふれるフィンランド出身のマダムです。
 滞在中は、ディナーにも大変ご理解がありご満足頂きました。
でも当時はスイートルームもなく、ディナーも今日の完成度はありません。
今のレベルからすると少々不満ですが・・・。

 ホテルデュシェルブルーは、ご理解頂ける方には今回のように最大限の評価。
オーナーの誠実・律儀さは、自他ともに認められ中途半端ではありません。
ただインターネット時代の多様化した価値観の日本のお客様には、この「誠実・律儀」精神のご理解が困難である。と近年特に感じます。
ご自分の主義主張が通らない時には、瞬時に激しい拒絶反応。
日本のお客様の潜在的な精神として、「宿は、反論しない」という大前提です。
特にサービス業の頂点にあるホテルでは、その傾向が最大となります。
些細な事から始まり大きなトラブルに移行、それは「お客様と宿」双方向に負のスパイラルの序曲。
 私は宿の職人としてベストを尽くしておりますが、それでも人間の限界もあります。またお受けになるお客様の技量も様々です。
いずれ社会の厳しい人生経験と共にご理解されると思いますが、それまで間私の心労お察し頂ける事と思います。
 何時もの通り「いい宿は、いいお客様に作られる」その精神に何ら変わりありません。


 とてもいいニュースに乾いた体には、いい特効薬となりました。
ジョージ リーさんありがとうございました! 心よりお礼申し上げます。
またお逢いしたいです。